
抱えていた問題
- 経営環境が年を追うごとに厳しくなっている
- 従業員の理解や協力が得られず、機能強化を進められない
- M&Aに踏み切るべきか迷っている
相談事例
父親から薬局経営を引き継ぎ、日々の運営に取り組んでいましたが、調剤報酬改定などの影響もあり、経営環境は年々厳しさを増していました。
今後の制度動向を見据え、在宅対応など地域医療への関わり方を強化していきたいと考える一方で、従業員の理解や協力が得られず、方針が現場に浸透しない状況が続きます。
このまま経営を続けるべきか、M&Aによる譲渡も含めて検討すべきか悩まれ、今後の方向性を整理したいと当社へご相談をいただきました。
解決方法
M&Aに限らず、経営の選択肢を整理
まずは、M&Aによる譲渡も選択肢に含めたうえで、今後の方向性を整理しました。
すぐに譲渡するか否かではなく、「経営を続ける場合」「譲渡する場合」それぞれの前提条件を明確にし、判断材料を整理しました。
ビジョンの言語化と人事制度設計によるマネジメントの立て直し
経営を継続する前提で、経営理念や方針を言語化し、会社として何を大切にし、どのような行動を評価するのかを明確にしました。
あわせて、人事制度として評価制度・等級制度を整備し、面談やフィードバックの運用まで含めて設計。
従業員が求められている役割や期待を理解できる状態をつくりました。
人事制度の運用により現場の行動が変化
制度を整えるだけでなく、日常の面談やフィードバックを通じて運用することで、現場の受け止め方や行動に少しずつ変化が見られるようになりました。
結果として、経営者様自身も手応えを感じられるようになり、すぐにM&Aへ踏み切るのではなく、経営を継続しながら体制強化を進める判断が可能となりました。
調剤報酬改定などの動向を見て、M&Aも視野に入れておく
薬局経営では、調剤報酬改定などの制度動向と現場マネジメントの両面を踏まえた判断が求められます。
M&Aを視野に入れつつも、人事制度やマネジメントを整備することで経営を立て直せるケースもあります。
早い段階で財務・人事・契約関係を整理し、地域における役割や機能強化を中長期で見据えることが、後悔のない選択につながります。




