
介護向け住宅や施設を経営されている方のなかには、気になることの一つとして「入居成約率」があげられるのではないでしょうか。今回は、入居成約率が高い住宅や施設では、どの様な対策をしているのかについて、事例を交えてご紹介いたします。
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入居前見学の取り組み方で、入居成約率と定着率が変わる
介護向け住宅や施設を運営するにあたり、 「見学してもなかなか入居に繋がらない」 「入居してもすぐ退去してしまう」 「顧客からのクレームや要望が多く対応しきれない…」など、現場からこの様な声が上がっていませんか。上記は、実際に介護向け住宅や施設経営でよくある事例です。入居前見学が得意でない場合、病院・介護老人保健施設・居宅サービスへ営業に行き、問い合わせや見学者が増えたとして、なかなか入居に繋がりません。そのうえ入居準備に時間をかけ、やっとの思いで入居していただいた方も、入居後に家族からクレームや要望が増え、すぐに退去となることもあります。上記問題を解決するためには、入居前見学の時点で「住宅や施設に対する顧客のニーズ」をどこまで聴けているかが入居成約率を左右するカギとなります。顧客のニーズと自社のサービスをマッチさせるために重要なこと
実際に見学に来られた方へ、どのように見学対応をされているのかを聞くと、自施設の良いところを見せようと思い、住宅や施設の強み、設備面、人員体制、医療体制など自社の強みを伝える方が多い印象です。もちろん自施設の強みなどプラスな面を伝えることは、決して悪いことではありません。しかし、本当に大切なのは「顧客のニーズと自社のサービスがマッチしているか」です。顧客ニーズと自社サービスをよりマッチさせるためには、先ずは見学時に顧客のニーズ(話)をいかに「聴く」ことができるかが重要なポイントとなります。見学対応のなかで- 現状何に困っているのか
- 顧客が住宅や施設に求めていることとはどんなことか
- 入居後、どのような日常生活を送りたいか
- 終末期(看取り)に対してどのような考えをもっているのか
- 終始希望や条件は聞いてもらえず、自分のおすすめ物件や物件の良いところだけを伝えてくる人
- 細かな希望を聞いてくれて、条件面で厳しい部分は妥協案を一緒に考えてくれる人




