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地域包括ケアシステムは、ヤングケアラーの問題にも一助となる

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介護
# 地域包括ケアシステム

CBヘルスケアが支援する「地域包括支援ケアシステム構築支援事業」は、高齢者の住まいを中心とした事業提案をさせていただいております。高齢者の住まいが増えることで、ヤングケアラーの一助となります。

今回はヤングケアラーが抱える問題、地域包括ケアシステムが担う役割についてお伝えします。

高齢者の介護を行うヤングケアラーの実態と問題

近年、少子高齢化により高齢者が増加するにつれ、介護の必要性も増加している一方、介護の担い手は減少しています。その理由の一つとして、今まで主な介護者だった専業主婦が、バブル崩壊後に共働きとなり、以前のように介護を行えなくなってしまいました。そこで、専業主婦に代わり介護を担うことになったのが10~20代の若い世代です。本来大人が担うと想定されているような、病気や事故などで重い障害をもった親の介護や、仕事で多忙な親に代わって兄弟の世話や祖父母の介護を日常的に担っている子どものことを「ヤングケアラー」と呼び、国勢調査によれば、約17万人以上のヤングケアラーがいることが分かりました。責任や負担の重さによっては、学業や友人関係などに影響がでることがあり、社会的な問題となりつつあります。ヤングケアラーは自宅で介護をすることにより、さまざまな問題を抱えています。下記に主な例をあげさせていただきました。1.教育一時も目の離せない家族の介護をしたり、家計を支えるため働く必要があるため、大学に就学できない他、入学はしたものの、欠席が多く進学・進級を断念する場合があります。また、同世代の友人との交流が減り、孤独感を感じることがあります。2.就労・貧困家を長時間空けることができないため、定職に就くことができなかったり、制限した働き方をしなければならない場合があります。家計の担い手の親が働けなくなることで、経済的に苦しい環境となることがあります。3.婚期介護中心の生活になることで、交流関係が狭まり、婚期を逃してしまう場合があります。これらにより、メンタルや体調に不調をきたすこともあります。また、ヤングケアラーは子どもであるのにもかかわらず、身近に甘えたり頼る大人がいないため、大人にならざるを得ない状況が現実です。

ヤングケアラーへのサポート

ヤングケアラーは、家庭内のデリケートな問題かつ、家族が抱える課題が複雑で複合化しやすいため、表面化しにくい構造となり、地方自治体での現状把握も不十分な状況です。さまざまなサポートや助けを求めていることに気が付けないことが多々あります。ヤングケアラーへのサポートとして、介護の重責からくるストレスや孤独感、不安を減らしてあげることが重要です。さらに1回限りの支援やサポートではなく、長期的な支援が必要です。同じような若い介護者同士が相談し合えるようなコミュニティや、悩みを相談する窓口は存在しますが、あまり知られていないのが現状です。心の支えになるような相談相手や場所を提供し、情報を発信し続けることが大切です。また、就学や就職を諦めずにすむように、実際の介護の負担を減らすように支援することが必要です。

決して高齢者の為だけではない、地域包括ケアシステムの目的

地域包括ケアシステムとは、一言で表すと「高齢者の支援を目的とした総合的なサービスを地域で提供する仕組み」のことです。国は団塊の世代が75才以上を迎える2025年をめどに、「住まい・生活支援・介護・医療・予防が一体となったシステム構築」を目指しています。年金以内で住まえる住宅が、それぞれの地域で増やすことができれば、住まいを利用する当事者と少し違った角度から、地域包括ケアシステムを考えてみることができるのではないでしょうか。「生活が困難な高齢者の数ほど、それを支えるご家族がいる」この様なご家族のなかには、若く勢いのある人材や、子どもたちがいます。高齢者の住まいの確保は、より大きな視点でみても、とても重要な取り組みであると考えます。

この記事を書いたコンサルタント

大学卒業後、首都圏にて法人営業業務に従事。その後婚礼事業にて店舗支配人を担当。提販営業、運営管理、販促企画などに従事。医療介護事業の新たな事業開発という将来性に惹かれ株式会社CBリサーチに入社。新規事業提案を通し、薬局経営者の皆様の課題解決支援に邁進中。
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