
社労士の知識よりも大切な、「組織の7S」って?
私が気づいた成果を出す組織作りのために、知っておいたほうが良いこと!それは、「組織の7S」です。マーケティングに詳しい方ならご存知かもしれませんが、組織戦略を分析するためのフレームワークで、 企業の経営資源を7つに分けて考えます。■ 組織の7S(1)戦略(Strategy):一定期間の計画(2)組織構造(Structure):組織のしくみ(3)システム(System):報連相や会議のパターン(4)共通の価値観(Shared Value):組織の価値観(5)スタッフ(Staff):人材の育成状況、人材数(6)経営スタイル(Style):組織の行動様式・文化(7)スキル(Skill):経営者やスタッフの能力7つの要素の頭文字Sをとって、7Sです。コンサルティング業界で有名なマッキンゼー・アンド・カンパニーが 30年以上前に提唱したフレームワークです。今なお、組織戦略の現状を分析する際に使用されています。
戦略・組織構造・システムだけを見直しても、成果は上がらない
この7Sが作られた当時、組織変革にはハード面の3つS(戦略、組織構造、システム)の見直しが 重要だと思われていました。しかし、この見直しだけを行っても成果を出す組織には生まれ変わらないということが調査研究の中で明らかになったのです。実際に、成果を出す組織になるためには、ソフト面の4つS(共通の価値観、スタッフ、経営スタイル、スキル)が、変化して初めて組織は変わります。ちなみに、(1)~(3)の戦略、組織構造、システムが「ハードの3S」(4)~(7)の共通の価値観、スタッフ、経営スタイル、スキルが「ソフトの4S」と呼ばれています。

「ソフトの4S」→「ハードの3S」の順番で、初めて成果が上がる
このハードとソフトの違い、わかりますでしょうか?ハードの3S:比較的変化しやすいソフトの4S:変化させるためには時間がかかる戦略や組織体制、システムは、経営者の考え一つで変更は可能です。しかし、スタッフの育成、組織文化、スタッフの能力、価値観などは、経営者が変えようと思ってもすぐ変えられるものではありません。経営者の考えを、継続的に発信し、 戦略や組織体制、システムにも反映させていくその取り組みの積み重ねが、ソフト面の変化につながってきます。つまり、成果が上がる組織の形をつくるためには、
1. ソフトの4S(共通の価値観、スタッフ、経営スタイル、スキル)の改善を目標とし2. その目標のための変化としてハードの3S(戦略、組織構造、システム)を使うという流れが必要になります。
組織作りの鍵は「ソフトの4S」の改善
この、「
1. ソフトの4S(共通の価値観、スタッフ、経営スタイル、スキル)の改善を目標」というのが重要です。つまり、共通の価値観で、理想的な行動が、 各スタッフに浸透している状態です。これをしっかりとイメージせずに、ハードの3Sだけを見直しても、目的が達成できない状態になってしまいます。これは、多くの法人で発生することではないでしょうか?ソフトの4Sを蔑ろにしているかも、と思われる経営者の方は、一度現状を見直してみるのは有効かもしれません。そして、ぜひ理想となる組織を思い描いてみてください。このアクションが、本当に成果をあげる組織をつくる第一歩になるかと思います。
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