
調剤薬局やクリニック経営者様の事業展開をご支援するなかで
「介護事業には興味があるけど種類が多くて分かりにくい」
「どの事業が良いか判断できない」
といったお話を伺うことがあります。
確かに介護事業の種類は多いですが、実は大きく「居宅サービス」「施設サービス」「地域密着型サービス」の3つに分類することができます。
居宅サービス
まずは居宅サービスです。在宅で生活をしながら受けることができるサービスで「訪問介護」等はイメージしやすいと思います。ただ、一部で宿泊ができるサービスがあることが分かりづらくさせているように思います。ご利用者の家賃を実費(介護保険を使わない)で支払っている場合に利用できるサービスを居宅サービスと考えると良いかと思います。持ち家、アパート等にお住まいの方はもちろん、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅等にお住まいの方も家賃は保険ではなく実費のため該当します。有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅で在宅の単位が算定できるのもこのためです。このような方々が利用される「訪問介護」や「訪問入浴」等の在宅訪問するサービスの他、「通所介護(デイサービス)」等のご自宅から通うもの、また一時的に宿泊する「短期入所生活介護(ショートステイ)」等も該当します。■居宅サービス一覧・訪問介護∟サ高住や住宅型有料老人ホーム内で利用する訪問介護も含む・訪問入浴介護・訪問看護・訪問リハビリテーション・居宅療養管理指導・通所介護(デイサービス)・通所リハビリテーション・短期入所生活介護(ショートステイ)・短期入所療養介護 (ショートステイ)・特定施設入居者生活介護∟介護付き有料老人ホーム∟経費老人ホーム(ケアハウス)∟養護老人ホーム∟サービス付き高齢者向け住宅(食事・介護・家事・健康管理を提供・供与しているもの)・福祉用具貸与・特定福祉用具販売・住宅修繕また「家賃を実費で支払っている人が対象」という点以外にも介護付き有料老人ホーム等の一部を除き、基本的には利用した分だけの介護サービスを請求するいわゆる「出来高払い」という特徴もあります。例えば「訪問介護」の場合は、何分介護を行ったかによって1回の費用が異なります。
施設サービス
次に施設サービスです。居宅サービスと対照的に家賃にも保険が適用されます。また、その日、その月にどのような介護サービスを受けたかに関わらず介護サービスが一定額であり毎月の費用変動がない、いわゆる「マルメ」というのも特徴です。■施設サービス一覧・介護老人福祉施設(特養)・介護老人保健施設(老健)・介護療養型医療施設・介護医療院実はこの4つだけです。ご存じの通り待機者も多く足りていないのが実情です。
地域密着型サービス
最後に地域密着型サービスです。地域包括ケアシステムを促進するためにできたサービスです。住みなれた地域から離れず暮らためのサービスで、原則としてサービスを提供する事業者のある市町村に住む人に限られます。■地域密着型サービス一覧・定期巡回・随時対応型訪問介護看護・夜間対応型訪問介護・地域密着型通所介護・療養通所介護・認知症対応型通所介護・小規模多機能型居宅介護・認知症対応型共同生活介護・地域密着型特定施設入居者生活介護・地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護・看護小規模多機能型居宅介護(複合型サービス)
これから始めるべき介護サービスとは?
経営者様の想いや既存事業のご状況によってもお勧めするものは変わりますが、1つあげるならやはり「居宅サービス」です。高齢者向けの住宅をつくり、入居する高齢者に対し必要な居宅サービスを受けられる体制を整えることをお勧めしています。理由は、地域包括ケアシステムの中で医療介護の中心は「住宅」となる一方でまだまだ高齢者が安心して暮らせる住宅が足りていないこと、また、高齢者が安心して暮らせる住宅が提供できれば自然と無理なく既存事業(弊社のお客様の多くは調剤薬局やクリニック)の集患ができてしまうためです。では「高齢者が安心して暮らせる住まい」とは何か・・・医療・介護サービスが充実?見守りがある?バリアフリー?それだけではありません。高齢者の住まい探しに必ずついてくる問題は「お金」です。費用面でも高齢者が安心して暮らせる住宅の事例をこちらに紹介していますのでぜひご覧ください。お付き合いいただき、ありがとうございます。ご不明な点がございましたらお気軽にお問合せ下さいませ。