
「薬剤師が在宅に訪問した際に薬のお届けだけで帰ってくる」当たり前のことに聞こえますが、実はビジネスチャンスがあったりします!
「時給の高い薬剤師は在宅から早く戻ってきて投薬とかしてほしい」「外にいると何しているかわからずサボっているのを疑ってしまう」
そんな声も聞こえてきますが、そんな気持ちもわかります。今回のコラムは、薬局が地域に貢献できることは何か、について解説いたします。
生活総合調査の数値から読み解く
お盆前、8/7に国交省が平成30年度の住生活総合調査というものを発表しています。『平成30年住生活総合調査の調査結果』(国土交通省、報道発表資料より)内容は主に住宅自体のこととその住環境についての調査内容ですが、私が注目した調査結果の一つに「高齢者世帯(単身・夫婦)が考える住宅及び居住環境に関して重要と思う項目」というものがあります。高齢者世帯が考える重要と思う項目のトップ3は、- 日常の買い物などの利便性(環境)34.3%
- 地震時の安全性(住宅)31.3%
- 治安(環境)30.8%
薬局が地域に貢献できること
「1.買い物の利便性」について
利便性が重要であるということから考えられることは、裏を返せば、不便に感じることがある、と捉えることができます。つまり、不便だと感じる場所まで買いに行かなければならない環境である、ということです。対物から対人へ薬剤師がかかりつけとなり、施設や居宅へ訪問する機会がある増える中で、買いたいもののニーズを探り、提供するための窓口となることができるのではないでしょうか。「ドラッグストアには勝てないよ」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかしドラッグストアに足を運ばなければ購入できません。購入したものを自分のところまで運んでくれるサービスがあるのであれば、運んでくれる方を選ぶ方は少なからずいるでしょう。「2.地震時の安全性」について
こちらは、実際に薬局として対応できることは難しい内容ですが、内容を聞いて、建築業者を紹介するなど相談窓口になれるのではないでしょうか。「3.治安への不安」について
こちらについては、コンビニによるセーフティステーション活動が参考になります。例えば、- 防犯・子供・女性・防災・介護・緊急事態(災害・事故・急病人等)や駆け込みに対する110番・119番通報への対応
- 地域住民の緊急避難、徘徊老人や迷子の一時保護等の拠点




