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介護業界に求められる効率化を実現させるカギとは

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介護
# 戦略コンサルティング

日本の総人口は2008年にピークを迎え、そこからは減少傾向にあるものの、高齢者人口は増え続けています。

今後、介護サービスを必要とする高齢者は増え続けていくことは目に見えているものの、サービスを提供する働き手は減っていくとされているため、効率化は必然となってきます。

日本における介護業界は、どのように効率化を実現していくべきなのでしょうか?

他業種の効率化の考え方とは?

前提として、人材確保が難しくなっているのは既存事業であればどこも同じです。私の前職は全国チェーンのアパレルの店舗責任者でしたが、介護業界同様、働き手確保は年々難しくなっていました。その現状を踏まえて、会社全体でまず効率化を行うことで、必要最低限の人数でもサービスの質は下げることなく顧客満足を実現するための改革が行われていました。例えば、商品管理を既存のバーコードシステム管理から非接触のICタグ管理にすることで、運営における業務全般の効率化が実現。その結果、顧客が本当に必要とするサービスのみ、従業員が親切・丁寧・スピーディーに提供することで本当に実現すべき顧客満足を実現することができていました。ここまでをみると、単にICT化が進んだから効率化が「うまくいった」ように聞こえますが、根本を振り返ると、顧客が求めていることは『服を求めている』という共通の目的があるから「うまくいった」のです。

効率化実現のカギはターゲットを絞ること

効率化を実現させるカギは、単刀直入にいうと『ターゲットを絞る』ことです。私の前職でいうと、すべての顧客は『服を求めている』のです。まず、すべての顧客の目的が一緒のため、ターゲットは絞れています。その上で必要なのが、ICT化を含めた手段なのです。前述した効率化に関しては、現在介護業界でも推進されているICT化の一例です。ただICT化を進めれば効率化できるのではないのです。考え方が逆になってしまっているケースが既存事業で多くありますが、効率化のために何よりも優先すべきは、『ターゲットを絞る』ということなのです。『ターゲットを絞る』ことで、本質的に必要とされるサービスを少ないコストで最大限提供できるのです。

介護業界におけるICT化による効率を成功させるためには

介護業界で考えると、対象となるターゲットは、ほとんどが高齢者です。高齢者でみていくと、前期高齢者と後期高齢者、また要支援1・2から要介護度1~5の方まで、一人暮らしの方とそうでない方などに加え、さらに細分化されます。一括りに高齢者と言っても、『ターゲット』分析は多岐に及びます。これらを分析したうえで、『ターゲットを絞る』ことを行わないと、どんなにICT化を推進しても、供給するサービスがばらばらになってしまい、人の育成や出勤状況にサービス提供のレベルが左右されてしまいます。現在日本では介護業界は成長産業と言われており、さらに市場が大きくなりますが、働き手の確保は難しさを増す一方と考えられます。いかに少ない人員でICTを駆使して効率化を図っていくかが今後のカギとなりますが、前提として、『ターゲットを絞る』ことが最善であることは間違いないでしょう。

顧客が必要なサービスを必要なだけ提供できる環境づくりを

介護業界は今後、日本の産業のなかでも大きく伸びていく市場であることは間違いありません。しかし課題は少子高齢化で、効率化ができなければ生き残っていけません。我々は、事業支援として市場調査を行い市場を細かく分けたうえでターゲットを絞っています。そうすることで、効率化を実現でき、最終的に顧客が必要なサービスを必要なだけ提供できるような環境作りを実現しております。このコラムをご覧になられて、効率化に課題を抱えていたり、不安をおもちでしたら、一度我々にご相談ください。

この記事を書いたコンサルタント

大学卒業後、衣料品の企画・製造・販売を行う会社に入社。店長として、在庫計画・売り場レイアウト計画・稼働計画・採用などに従事。 その後、CBグループに入社し、現在はCBリサーチにて新規事業の提案を通して、薬局経営者の方々の課題解決支援に邁進中。
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